ANAマイラーとしてのクレジットカード編成を考える

ポイントサイトでマイルを貯めているとはいえ、やはりクレジットカードでマイルを貯めることも忘れることはできません。

ANAマイラーとしてマイルが貯まるだけでなく、旅行のためのベネフィットも考慮したクレジットカード編成を考えてみました。

あくまでもポイントサイトで貯めるANAマイルの補完でしかありません。クレジットカード利用で年間20万マイルは貯めることは通常不可能です。それを可能にできるのは現状ポイントサイトから移行することだけです。

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本記事の主なターゲット

本記事で主にターゲットとする人をこのように設定してみました。

  • 普段から飛行機に乗らない(年数回程度)
  • 収入が特に高いわけではない(一般庶民レベル)
  • プライオリティ・パスは欲しい
  • ホテルをオトクに泊まれたりしたらうれしい
  • SFCは持っていない

これぞ最強タッグ(松)

松竹梅で言うなれば「松」な組み合わせですね(あくまで庶民感覚では)。

  • ANA VISAプラチナ プレミアムカード (年会費 80,000円+税)
  • 好みのホテル系クレジットカード
    • ヒルトンHオーナーズVISAゴールドカード(年会費 7,550円+税、マイ・ペイすリボとWeb明細利用時)
    • SPGアメックス(年会費 31,000円+税)

ANAマイル還元率約1.9%のANA VISAプラチナがメインです。VISAブランドで決済性が申し分なくどこでも使えるのがメリットです。プライオリティパスも付帯します。

以前はANAマイル還元率2%で最強を誇っていた「ANAダイナースプレミアムカード」ですが、還元率改悪によりメリットがなくなってしまいました。

ホテル系のカードはスターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード(SPGアメックス)が最もおすすめです。年1回の無料宿泊やマリオットゴールド会員は魅力的です。ただし、SPGアメックスの無料宿泊特典はカードを継続して保持した時の特典なので、無料宿泊できるのはカードを作った1年後なのが注意点です。また、SPGアメックスはANAマイル還元率1.25%なため、マイルを貯めるメインカードとしても活躍できるポテンシャルを持っています。詳しくは↓の記事をどうぞ。

その他には「ヒルトンHオーナーズVISAゴールドカード」も魅力的です。詳しくは別記事にまとめましたが、このカードは持つだけでヒルトンHオーナーズのゴールド会員になれるというオトク感たっぷりのカードです。朝食無料特典により数泊で元が取れてしまいます。

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バランスの取れた組み合わせ(竹)

年会費とベネフィットのバランスが取れているかと思います。

  • ANA VISA ワイドゴールドカード(年会費 9,500円+税、マイ・ペイすリボとWeb明細利用時)
    • ANA VISAプラチナ プレミアムカード(年会費 80,000円+税 もアリ)
  • SPGアメックス(年会費 31,000円+税)

メインとして「ANA VISAワイドゴールドカード」を選択し、サブはSPGアメックスで「松」と似たような構成になってしまいましたが、年会費はかなり抑えられています。

ある程度年会費を抑えたいと考えると、「ANA VISAワイドゴールドカード」はANAマイル還元率約1.7%でバランスが取れていてとても優秀なカードです。

この組み合わせはプライオリティ・パスが付帯しないため、JCBゴールドカードにプライオリティ・パス等がプラスされた「JCBゴールド ザ・プレミア」をサブとして持つのもアリですね。年100万円以上の決済があれば、JCBゴールドカードと同じ年会費1万円です。

最低限これは欲しい(梅)

いいから1枚だけ選べ!と言われた時はこれしかありません(笑)

  • ANA VISA ワイドゴールドカード(年会費 9,500円+税、マイ・ペイすリボとWeb明細利用時)

プライオリティ・パスが欲しければ、年会費 10,000円+税 の「楽天プレミアムカード」がよいでしょうか。JCBブランドでしたらnanacoチャージでもポイントがもらえて、楽天ポイントはANAマイルにも移行できます。

また、「エポスプラチナカード」(年会費 20,000円+税)も安価にコンシェルジュ、プライオリティ・パスが付帯するためいい選択肢です。ポイントをANAマイルに移行することも可能です。欠点があるとすれば家族カードを作ることができない点でしょうか。

その他では、プライオリティ・パスは付帯しませんが独自に提携した世界約500箇所の空港ラウンジが使用できるダイナースクラブカードもサブとしては悪い選択肢ではありません。ANAマイル還元率は1%なので楽天プレミアムカードやエポスプラチナカードよりはマシです。また、Hotels.comの10% OFF優待もオトクです。

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まとめ

ANAマイルを貯めて旅行に行く!という観点でクレジットカードを選んでみました。目的を絞ることで比較的クレジットカードの選び方は複雑ではありません。

冒頭から繰り返しですが、マイルをクレジットカードで大量に貯めることはできませんので、あくまでも↓の記事の方法の補完です。

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ホテル提携クレジットカードと合わせてつかうことで、ホテルにもオトクに泊まれるため、より少ない負担で旅行ができますね!

 

私は、「竹」の構成に落ち着いています。ANA VISAゴールドにはSFCが付帯していたり、サブでJALカードを併用していたりするところは若干違いますが。ちなみにメインカードはSPGアメックスで、ANAカードをサブにしています。ANAマイルは持っているのでホテル費用を抑えることを重視しているためです。

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